「やらず嫌い」が最大の過ち
「関数がわからない」「証明が書けない」「地理がわからない」「歴史は嫌い」——こうした言葉を泣きながら口にする生徒を、私は何度も見てきました。そんな彼らも数か月が経ち、今ではこれらを得意分野として率先して取り組み、得点源にしている姿を見ると、やはり「最初は誰でもわからない」ということを再認識します。
わからないことは成長の入り口
誰だって、最初から何でもできるわけではありません。最初はわからない、できない、苦手だと感じるのは当たり前のこと。大切なのは、そこからどう向き合うかです。わからないことをそのまま放置してしまうのか、それとも少しずつ理解し、自分のものにしていくのか。ここでの選択が、自分の未来を大きく左右します。
多くの生徒が最初に言う「無理」「嫌い」は、ただの「やらず嫌い」です。やらずに諦めてしまうのではなく、挑戦することが何より重要です。
自転車に乗れるようになるまで
これは自転車に初めて乗るときの状況に似ています。誰もが最初はバランスが取れず転んでしまうものです。しかし、何度も練習を重ね、転んで学び、やがて乗れるようになります。乗れるようになると、移動が格段に楽になり、便利さに気づく。勉強も同じで、最初は難しくても、繰り返し挑戦することで「便利な道具」として身につき、得意分野へと変わっていくのです。
苦手が得意に変わる瞬間
苦手科目に向き合い、コツコツ努力を重ねた結果、ある日突然「得意だ」と感じる瞬間が訪れることがあります。それは、わからなかった問題が解けたとき、得点が大幅に上がったとき、先生や友達から「すごい」と褒められたときなど、様々なタイミングで訪れます。
こうした成功体験は、勉強への自信を生み、新しい分野に挑戦する力を与えてくれるのです。
やらず嫌いを克服するために
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・まずは一歩踏み出す
どんなに嫌いだと思っていても、まずは始めてみましょう。少しずつ理解が深まると、不思議と楽しくなってきます。 -
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・成功体験を積み重ねる
小さな成功を積み重ねることで、「できるかも」という感覚が芽生えます。最初のハードルを越えたら、あとは勢いがついてきます。 -
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・転ぶことを恐れない
失敗や間違いは成長の一部です。失敗を恐れずに挑戦し続けることで、得意分野へと変わっていきます。
最後に
最初はできないのが当たり前です。しかし、それを知っていくことで、自分の得意分野に変えていくことができます。「やらず嫌い」は最大の過ち。何事も、やらなければ始まりません。そして、自転車が最初はただの鉄の塊だったのが、練習を重ねることで便利な移動手段になるように、勉強もまた、自分の力を広げる素晴らしい道具になるのです。
今、苦手だと思っている分野にこそ、ぜひ挑戦してください。未来の自分にきっと感謝されるはずです!