英単語を覚えるとき、まずは順番を考えよう
先日、とある高校生が英単語を覚える方法について相談してきました。その生徒は、1つの単語をノートに何十回も書いて覚えようとしていました。しかし、それでは覚えられないどころか、効率が悪すぎます。英単語の学習はこれから何十個、何百個と進んでいくのに、こんな方法では途中で挫折してしまうでしょう。
「書いて覚える」だけでは限界がある
確かに、何度も書くことで手が単語を覚えるという方法もあるかもしれません。しかし、それだけで英単語を本当に覚えたと言えるのでしょうか?その高校生に「この単語の発音をしてみて」と頼んだところ、返ってきた答えは「わかりません」でした。これでは英単語を「知った気になっている」だけで、使える知識にはなっていません。
英単語学習の正しい順番
英単語を覚える際に大切なのは、「どんな順番で覚えるか」です。以下のステップを参考にしてみてください。
1. 発音を覚える
英単語を覚えるとき、まずは発音が最優先です。単語を発音できるようになれば、その単語が耳に残りやすくなり、リスニングやスピーキングにも役立ちます。
- 単語帳やアプリで音声を聞く - 自分でも声に出して発音する
2. 意味を覚える
発音ができるようになったら、その単語の意味を覚えます。このとき、ただ日本語の訳を覚えるのではなく、できるだけその単語の「イメージ」をつかむことが重要です。例えば、"run" なら「走る」という動作を思い浮かべるようにします。
3. スペルを覚える
発音と意味を覚えたら、次に文字に落とし込みます。このとき、初めて「書く」という行動が効果的になります。ただし、書く回数を増やすよりも、発音しながら書くことを意識しましょう。これにより、音と文字が結びつきやすくなります。
効率的に覚えるためのポイント
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1.小分けにして学習する 一度に大量の単語を覚えようとすると、記憶が定着しにくくなります。1回の学習で5〜10個程度に絞り、その日のうちに何度も復習するのが効果的です。
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2.声に出す習慣をつける 発音しながら覚えることで、記憶に残りやすくなります。文字だけで覚えるよりも、口や耳を使う方が効率的です。
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3.日常生活に取り入れる 覚えた単語を使って簡単な文を作ったり、例文を口に出したりすると、より記憶が深まります。
「使える単語」にするために
英単語はただ「知っている」だけではなく、「使える」ようにしなければ意味がありません。発音がわからなければスピーキングやリスニングには役立たず、スペルを覚えていなければライティングでも活用できません。
まずは発音から始める。そして意味を理解し、最後にスペルを覚える。この順番で進めていけば、効率よく、そして長く記憶に残る単語学習ができるはずです。
最後に
英単語学習は、正しい順番と効率的な方法が大切です。たくさん書いて覚えようとするのではなく、発音や意味を大切にすることで、より効果的な学習が可能になります。何よりも、「覚えること」を目的にするのではなく、「使えるようになること」を目指して取り組んでみてください!