『でも・・』が口癖の生徒が損をしている理由
「でも・・」と口癖のように言う生徒は、本当に損をしています。先生が一生懸命アドバイスをしても、「でもー」と返してくる。その瞬間、アドバイスの効果は半減し、その生徒の成長が停滞してしまうのです。こうした生徒は、成績が伸びにくいか、場合によっては全く伸びないこともあります。
なぜなら、「でも」と言って自分の言い分を正当化することで、過去にやってきたやり方を続けようとする姿勢が見え隠れしているからです。これまで自分のやりたいようにやってきて、その結果が芳しくなかったにもかかわらず、今さら同じ方法でどうにかなるのなら、とっくに良い結果が出ているはずです。そこに気づかず、「でも」を口癖にしてしまうことで、自分の成長を自ら妨げていることになります。
「でも・・」をやめるためには
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1.まずは素直に聞く
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・アドバイスを受けたときに、すぐに反論せず、まずはその内容を受け入れてみましょう。新しい視点を取り入れることで、今まで見えていなかった問題点が見えてくることもあります。
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2.実践してみる
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・アドバイスを受けたら、少しの期間でいいので試してみてください。結果がすぐに出ないこともありますが、続けることで必ず変化が生まれるはずです。
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3.自己分析をする
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・自分の言い訳が、どれだけ自分の成長を妨げているかを客観的に考えてみましょう。口癖の「でも」が自分の可能性を狭めていないか、一度振り返ってみることが大切です。
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まとめ
「でも・・」という言葉は、一見無害のように見えて、実は自分の成長を妨げる大きな壁になっています。アドバイスを素直に受け入れ、行動に移すことで、これまでの停滞から抜け出し、成績向上や自己成長へとつながっていきます。成績を伸ばしたい、生徒として成長したいと本気で思うのであれば、「でも」を封じ、柔軟な姿勢で取り組んでいくことが必要です。