塾長ブログ

2023/06/22
ブログ

質問に来るものの、問題をきちんと読まずに見た目だけでわからないと言ってくる生徒に物申す。

今日はちょっと厳しいお話になるかもしれませんが、大切なことなので、みんなにシェアしたいと思います。

学びの中では、時々、問題が解けないと感じたときに助けを求めることがあります。その時に質問をすることは大切ですが、その前に一歩戻って、問題を「きちんと読んで理解する」ことが重要です。

質問をする前に問題をよく読むことで、何が求められているのか、何がわからないのかを自分で理解することができます。そして、それが的確な質問を作り出す手助けになります。

例えば、「この問題、全然わからない!」と質問に来るのではなく、「この問題のこの部分が理解できません。ここはどう解釈すれば良いのですか?」と具体的に質問する方が、解決策を見つけやすくなります。

しかし、問題をよく読むことは簡単なことではありません。難しい単語があったり、長い文章だったりすると、一見して解るものではありません。でも、そこが学びの一部です。読む力をつけることで、理解力もアップします。

また、問題を読むときは、「自分が何を知らないのか」を明確にしましょう。それは「自分が何を知りたいのか」をはっきりさせる第一歩です。

だから、問題を解けないと感じたときは、まずは深呼吸をして、ゆっくりと問題を読み、自分が何を理解していないのかを見つけてみてください。そして、その部分について具体的な質問をしましょう。

それが「学び」をスムーズに進める一つの方法です。

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