“知ってる?”で差がつく!夏に話したくなるプチ雑学【音・虫編】 ~自然の中の不思議を耳で感じる!身近で話題になる5つの豆知識~
はじめに:夏の“音”に耳をすませてみよう
セミの鳴き声、風鈴の音、花火のドーン…。
夏は「音」で季節を感じることがたくさんありますよね。
今回は、音や虫にまつわる夏の雑学をお届けします!
自由研究や理科の観察にもつながる、ちょっと不思議でおもしろい話ばかりです。
① セミは“耳が頭についている”!?
セミには“耳”があるって知っていましたか?
実は、セミの耳(鼓膜器)はお腹ではなく“頭の近く”にあるんです。
しかもオスとメスで耳のつくりが少し違い、オスは鳴き声の共鳴にも関係しています。
② セミが鳴くのは“気温30℃以上”が目安!?
セミは暑い日によく鳴いている印象がありますよね。
実は多くのセミは気温が30℃を超えると活発に鳴き始めるという傾向があります。
逆に涼しい日や朝晩は、静かになるのはそのためです。
③ 風鈴の“音”は金属じゃなくても作れる?
日本の夏を感じる風鈴。
ガラス製や鉄製だけでなく、陶器や木でできたものもあるんです。
素材が違うと音色も変わり、「耳で楽しむ文化」として昔から親しまれてきました。
➡ 自由研究のテーマにするなら:「風鈴の素材と音のちがい実験」もおすすめ!
④ クマゼミとアブラゼミ、鳴き声の違いがある?
クマゼミ:「シャワシャワシャワ…!」
アブラゼミ:「ジジジジジジ…」
それぞれのセミには独特の鳴き声があり、種類によって聞こえ方が全く違います。
耳を澄ませば、住んでいる地域でどのセミが多いのか分かるかも!
⑤ 音は“空気が多いほど遅くなる”って本当?
意外かもしれませんが、音は空気が薄いほど速く伝わりやすい傾向があります。
湿度が高い夏は、空気中の水分が多くなって音がややゆっくり届くことも。
でも、湿った空気の方が音が遠くまで届くという性質もあり、一長一短なんです!
おわりに:音を通じて自然を“観察”しよう!
夏の音には、季節や生き物、科学のヒントがたくさん詰まっています。
ちょっと立ち止まって耳をすませてみると、身近な世界が違って見えるかもしれません。
次回は、
「打ち上げ花火は“玉の大きさ”で高さが決まる!」
をお届け予定です!