塾長ブログ

2025/06/07
保護者向けアドバイス,中学生の学習法,定期テスト対策,成績アップの秘訣

定期テスト前の1週間で差がつく“過ごし方のコツ”

【はじめに】


「テスト勉強、いつから始めればいいの?」
「1週間前って、結局何をやればいいのか分からない…」


そんな声を多くの中学生から聞きます。
実は、テスト1週間前の過ごし方で、点数には大きな差がつくのです。


今回は、塾生の成績が実際にアップした実例も交えながら、
定期テスト前の1週間で“成績が伸びる子”がやっている具体的な過ごし方のコツを紹介します。



【テスト1週間前から意識すべき3つの基本】


✅① 全体像をつかんで“計画”を立てる


  • ・テスト範囲を確認

  • ・教科ごとに「何を」「いつまでに」終えるかをざっくり決める


→ここで優先順位(苦手→先に)を意識するかどうかが勝負の分かれ目!



✅② 「やったつもり」にならない演習型学習に切り替える


  • ・教科書を読むだけ、ワークを写すだけではNG

  • ・実際に「書いて解く」「時間を測って解く」を増やすことで、“本番でできる力”がつく


→特に数学・英語は、手を動かす量=点数に直結します。



✅③ 1日の流れを“勉強優先”に整える


  • ・スマホ時間やゲーム時間を制限

  • ・「夜型」ではなく「夕方〜夜に集中」を意識

  • ・家族の協力で“勉強しやすい空気”をつくる


→家族全体で“テスト週間モード”を演出できると、子どもも乗りやすくなります。



【具体的な1週間の過ごし方モデル】


◆ テスト7〜5日前:理解&インプット重視


  • ・教科書・ワークの確認

  • ・間違えた問題にしるしをつけておく

  • ・暗記系(理社の用語、英単語)は“音読+書く”の併用



◆ テスト4〜2日前:演習&アウトプット強化


  • ・ワーク・学校のプリントを2周目

  • ・苦手箇所は「そのまま放置」せず、1問ずつ“再トライ”

  • ・時間を決めて「ミニ模試形式」でやるのも◎



◆ テスト前日:総仕上げ&心の整理


  • ・解けなかった問題の「見直しリスト」をチェック

  • ・やることを欲張らず、「できることを確実に」にシフト

  • ・「早く寝る」「持ち物確認」など、不安を減らす準備も大切



【よくある失敗パターンと対策】


❌「とりあえずワークを1回やったからOK」


→✅ 1回目は“準備”、2回目以降で“実力”がつく



❌「得意科目ばかりやってしまう」


→✅ 苦手を先に!得意は前日に軽く確認で十分



❌「親が言いすぎて子どもがやる気をなくす」


→✅ 「声かけ」は“応援スタイル”で。命令より伴走感がカギ



【まとめ】


テスト1週間前は、
“ただ頑張る”ではなく、「戦略的に過ごす」ことが成績アップの鍵です。


✅差がつくための3つのポイント

  1. 1.教科ごとの計画と優先順位を決める

  2. 2.手を動かす学習にシフトする

  3. 3.家族も“テスト週間モード”でサポートする


たった1週間の過ごし方で、
「できる自分」への一歩が踏み出せます。

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